ナザレより

   
このナザレの貝のピアスが、RIckle!さんのところでお取り扱いされることになりました




過去にも何回か紹介しましたが、これを期にもう一度ナザレをおさらいという事で

私が孤独と戦いながら採取した貝のピアスのご紹介。




ナザレの街はポルトガルで私が最も通った、思い出深く大好きな港町です。





キリストがうまれたとも言われており、小さな古い教会があります。
美しい街、伝統的な衣装で街をあるくおばちゃんがみどころのスポットとして有名だけど、

そんな事もつゆしらず、
私が住んでいたカルダスから近いということもあり、
ふらっと訪れたのがはじまりでした。

海への目的は海水浴。




しかし、海を見て撃沈。

ドラマの最期のシーンで出て来そうな高波があがる浜辺。

こんなところで泳いだら死あるのみ。

さすが大西洋、本気出すとすごいです。

瀬戸内海しかみてきてない私には浜といえば安らかな波しかないと思っていました。



岩は波で削られ見た事の無い形へ。


しかしごらんなさい!!

石や、貝は波にもまれて
丸々としていてかわいいではないですか




 ポルトガルでとれている貝はこんなかんじ。

厚くて重厚な殻もこの波で丸く小さく成って行くんです。


 その日から私はナザレの貝の虜に成って、通いつめました。


観光地とはいえ、私がたどり着いた浜辺には、なぜか誰も来ず、

こんな高波のある浜はちょっと・・・って感じなのでしょうか。


ここで、 数時間も貝を拾い、波の音を聞くだけの時間をすごしました。

本当にこんなに、外に居るのに、誰とも接触しなかったことは無かった。

地球上にひとりなんじゃないかと思うような感覚に苛まれたり、

へんに楽しく成ったり、不思議な感覚を味わいました。


そしてこの写真。

貝をとってる真っ最中の私の自分撮り。(タイマーでやったので、間に合わず座りきれてない)

前回ブログにあげたとき、妹に『ちょと怖い・・』っていわれた一枚です。


そんなナザレでひたすら採取してきた貝をつかって

漆で華飾をしたピアスです。

自然に変形していった貝に、蒔絵や、彩色しました。





RIckle!

お花屋さんと、古着やさんのお店です。作家さんの商品なども取り扱いされていて、

お店が素敵です。

つい長居してしまう理由は、お店の展示風景。

こだわりぬいたオブジェや小物と商品がならんでいるのを眺めるのがとてもおもしろいのです。



お花のコーナーではとてもリーズナブルな値段でブーケをつくってもらうことが出きます。



作って頂いたブーケ。


 そのまま乾燥させて飾っておける花でつくってもらいました。

  

Nazare Once more

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