金継
年末、友人の家に訪ねたときの事
ダイニングのテーブルの上に
割れたお皿がおいてあった。
なんだか捨てずに取っておきたいという大切な物にみえたので
話を聞いてみると、旦那にプレゼントした思い出の皿らしかった。
最近子供が産まれて、何かと焦っている彼女は
それを引っ掛けて落としてしまったらしい。
金継はそんな出来事を刻み込む。
大事にすると、形を変えながら良い物になっていくのだ。
そんなふうに出来る物の選び方がしたい。
皿のかけらを会わせ、へこんだりかけた所をサビ漆で埋めて平に研いだところ。
金をやるまえはこんな色。
ここから 銀色のラインにしても良いし、
黒っぽいラインをみせてもよいし、
色々出来る。
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